コラム

2020.03.09Monday

カーテンの色選び! 心理効果で上手にカラーコーディネート

色は、私達の生活の中に常に存在し、私達が思う以上に大きな心理的影響を与えています。

カーテンは壁や床に次いで室内における専有面積が大きく、それだけにカーテンの色が及ぼす心理効果は大きなものと言えるでしょう。

あなたのお部屋の目的や用途に合わせたコーディネートを行うためにも、色がもたらす効果や影響を踏まえ、快適な室内空間を演出してみましょう。

色がもたらす心理効果

白(ホワイト):清潔感・清楚

すっきりとしたイメージで清潔感を漂わせるホワイト。

ワンルームなどの狭い空間で使うと、室内を広く感じさせてくれます。

他の色とも合わせやすく、万能色なイメージがありますが、緊張感をもたらす色でもあります。リラックスしたいお部屋で使用する場合は、オフホワイトなどの白に色味が加わった色で、与えるイメージを和らげたほうがよろしいでしょう。

灰(グレー):洗練・シック

グレーは、一般的なイメージでは不安や暗い印象を与える色ですが、大人っぽい落ち着きを感じさせる、シックで洗練された色です。

白同様、他の色とも相性が良く、使い方次第で引き立ててもくれる柔軟性のある色です。

黒(ブラック):高級感・スタイリッシュ

高級感を演出するときに良く用いられるのがブラック。

感情を抑え、気持ちを引き締める効果があり、仕事や集中力を必要とする場所などに使うと良いでしょう。

ただし過度に取り入れると、今度は閉鎖感・疲労感を持ち込むため、注意が必要となります。

機能的にブラックは光を遮る色なので、遮光性を求めるカーテンに用いるのも良いですが、前述に記したとおり、過度な取り入れはマイナス効果を生み出すこともあります。

カーテンは室内の専有面積が、壁や床に次いで大きなもの。そのことを踏まえた上で、バランス良く使われるのがよろしいでしょう。

赤(レッド):情熱・エネルギッシュ

エネルギーを感じさせる情熱的なイメージのレッド。

気持ちを高めたり、元気が欲しいときにはおすすめの色です。

反面、自己主張が強く興奮作用があるため、落ち着きを求めたい場所での使用はご注意を。食欲増進の効果を見込んで、リビング・ダイニングなどで、ワンポイント使いすると良いかもしれません。

カーテンにおいては全体色として使うよりも、柄や差し色に取り入れる人が多いようです。

青(ブルー):鎮静・集中力・清涼感

気持ちを落ち着かせる鎮静効果があるブルー。

集中力・判断力を補う効果から、頭脳労働や単純作業が必要とされる勉強部屋・書斎などに適した色と言えましょう。鎮静効果を見込んで寝室に使うのもおすすめです。

一方で、食欲減衰作用がある色なので、リビングやキッチン、人の集まる場所に用いるというよりは、プライベートな空間に使うとよろしいかもしれません。

ホワイトと相性が良く、水や青空のような透明感を表したいときにおすすめです。

黄(イエロー):陽気・希望・喜び

イエローは太陽の光に近い色のため、陽気で希望と喜びを与えてくれる印象があります。

また、人間の左脳を刺激することから知性を高める色とも言われ、理解力・記憶力・判断力の向上効果が期待できます。

しかしながら、信号や踏切などの注意喚起を促すイメージと、興奮作用をもたらすところから、メイン色として使うよりは、アクセントとしてお部屋に取り込んでみたほうが良いかもしれません。

カーテンに使うときは、柄などのアクセントに使うか、白味を加えた柔らかな色をおすすめします。

緑(グリーン):自然・癒やし・バランス

グリーンは、草木の自然さをイメージさせ、癒やしの効果を与えてくれる色。

暖色でも寒色でもない中間色であることから、刺激を欲しない、調和性のある空間づくりに適した色と言えるでしょう。

癒やし効果の高い色のため、落ち着きのある室内におすすめです。

茶(ブラウン):温もり・落ち着き・ナチュラル

ブラウンは大地を想起させる、我々にとって馴染み深い温もりのある色。

心落ち着かせ、安心感を与えてくれ、空間を広く見せる効果から、団欒を楽しむパブリックなスペースに広く使われています。

また他の色ととの相性も良いため、和洋問わず、色々なお部屋にマッチします。

橙(オレンジ):暖かさ・喜び・ポジティブ

元気を与えてくれる暖かな色のオレンジ。

食のイメージと食欲増進効果からも、キッチンやダイニングに使うと、料理や食事も楽しくなることでしょう。

ホワイトや暖色系の色と相性が良く、組み合わせる色によって印象が変わるので、色んなコーディネートが楽しめる色です。

桃(ピンク):可愛い・優しい・女性的

ピンクは、可愛い、幸せ、恋愛などの優しいイメージを持つ色です。

女性の心身に影響を与え、女性に好まれる色ですが、同時に女性に嫌われる色でもあるので、個人の好みを反映させやすいプライベートルームに適しています。

ピンクに癒やし効果を求める場合は、ビビットな配色よりも、淡い色調のものを組み合わせた方がリラックス感を得られることでしょう。

紫(パープル):高貴・神秘的・癒やし

パープルは、欲求や病的な色にも例えられますが、昔からスピリチュアリティを象徴した癒やしの色とされ、宗教などで尊ばれてきた色です。

優雅で神秘的。特別なイメージを演出に加えたいときに用いると効果的です。

使い方によっては不安をもたせる色でもありますが、心身のバランスを整え癒やしを与えてくれるヒーリングカラーでもあります。上手に取り入れ、コーディネートを楽しんでください。

目的や用途に合わせた上手な色選びを

カーテンの色選びは、お部屋の雰囲気や調和を踏まえた上で考えた方が失敗は少ないです。

しかしながら、色がもたらす心理効果を知ることで、あなたが求めるお部屋づくりに、また一歩幅が広がったのではないでしょうか?

今回の記事が、あなたの快適な生活空間の演出につながれば幸いです。