コラム

2021.08.31Tuesday

【カーテンメーカー伝授】カーテンを痛めにくい保管収納方法を徹底紹介

カーテンの厚さによっては、夏と冬で季節ごとにカーテンを取り替えるというご家庭も多いと思います。

カーテンを取り替える際に一番大変なのが、使わなくなったカーテンの保管です。

カーテンは、シワがつきやすく自宅で保管するとシワがついてしまって、次に使う時にアイロンをかけてもシワがとれないこともあります。

そこで、今回は自宅でもできるカーテンの保管・収納方法をカーテン専門店がご紹介させていただきます。

 

カーテンの収納3ステップ

 

カーテンを収納する時は、以下の3つのステップを踏みましょう。

■カーテンの洗濯

■折り畳み

■袋に入れて収納

カーテンは、上記の3つのステップをしっかり守ることで、カーテン収納初心者でも自宅で綺麗にカーテンを保管することが可能です。

カーテンの洗濯

カーテンを取り外して保管する際には、しっかり洗濯することが重要です

カーテンをしっかり洗濯してから保管をする理由は、カビ防止とシワ防止です。

カーテンは、吊り下げている状態だけでも裾の部分がカビてしまうことがあり、実際に結露によってカーテンの裾の部分が濡れてしまい黒カビになってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。

このような黒カビをそのままにして、保管してしまうと保管している間にカビがカーテン全体に行き渡ってしまうことがあります。

また、カーテンの場合は黒カビだけではなく、花粉やほこりなどで汚れていることがほとんどです。

そのため、カーテンを保管する際にはしっかり洗濯をした上で、保管・収納するようにしましょう。

カーテンを洗濯するもう一つの理由が、シワ防止です。

カーテンは、使っている時にはシワが気にならないことが多いですが、さまざまなところにシワがついています。

シワが付いたカーテンをそのまま保管してしまうと、付いたシワをなかなか取れず見た目が悪くなってしまいます。

収納する際は、一回洗濯をしてシワを全て伸ばすようにしましょう。

 

折り畳み

カーテンを保管する際には、折り畳み方法も重要です。

折り畳む際には、カーテンのひだに沿っておるようにして、シワの方向とひだの方向が一緒になるようにしましょう

また、カーテンを折り畳む際に一番やってはいけないのが、体積を小さくしようとするあまりに何回も折り畳んでしまうことです。

何回も折り畳んでしまうことで、シワがたくさんついてしまい次に使う時に、シワだらけになってしまう原因になってしまいますので畳すぎには注意しましょう。

目安として、2つ折りまたは3つ折りして収納スペースに合わせて折り畳むと良いです。

 

袋に入れて収納

カーテンを保管・収納する際には、ビニール袋もしくは圧縮袋に入れて保管するようにしましょう。

袋に入れて保管するのは、カーテンが外気と触れて痛んでしまうのを防ぐためです。

また、袋に入れてカーテンを保管・収納しないとシワが増えてしまう原因にもなります。

 

カーテンを収納保管する時の3つのポイント

 

カーテンを綺麗に保管・収納するためには以下の3つのポイントを守ることが重要です。

■カーテンの上には何も置かない

■徹底乾燥させる

■保管サービスを使う

ここでは、上記の3つのポイントを詳しくご紹介させて頂きます。

 

カーテンの上には何も置かない

カーテンを保管する際には、カーテンの入った袋を一番上において、その上には何も置かないようにしましょう。

カーテンの上に物をおいてしまうと、カーテンに負荷がかかることになり、シワがついてしまう原因にもなります。

また、カーテンの上にものを置かないだけではなく、カーテンを不安定なところに置かないようにもしましょう。

これは、不安定なところにおいてカーテンに負荷がかかってしまうのを避けるためです。

 

徹底乾燥させる

カーテンを保管・収納する前には洗濯することが重要です。

しかし、もっとも重要なのは洗濯したあとに徹底的に乾燥させることです。

カーテンの場合は、大きく外にも干しにくいことから、洗濯のあとはカーテンレールにかけてそのまま乾燥させることが多いと思います。

この際に、乾燥が甘いとカーテンを収納・保管した際にシワやカビが繁殖してしまう原因にもなります。

そのため、カーテンを保管・収納する前には最低でも5日間以上は、カーテンレールにつけて乾燥をさせるようにしましょう。

また、乾燥をさせる日もなるべく晴れた日を選ぶようにして、乾燥してしない部分がないようにすると保管・収納してもカーテンが痛みにくいです。

 

保管サービスを使う

カーテンの保管・収納初心者だと難しいのは事実です。

また、個人宅の場合はカーテンの保管・収納ができるスペースがないことが多いです。

そんな時は、クリーニング店の保管サービスを使うと良いでしょう。

クリーニング店のなかには、カーテンの洗濯だけではなく、カーテンを次に使用するシーズンまでお店で保管してもらえるサービスを提供しているところもあります。

このようなサービスを使うことで、カーテンを痛めることなくきれいなまま保管することが可能です。

 

まとめ

カーテンはしっかり保管・収納しないと痛んでしまう繊細なインテリアです。

カーテンはお部屋の印象をもっとも左右するインテリアです。

そんなアイテムがカビやシワが付いてしまっては、お部屋の印象が悪くなってしまいます。

いつまでも、きれいで過ごしやすいようにしっかりカーテンの保管・収納をしましょう。