カーテンをつけていると風でカーテンがめくれてしまうことが気になる方も多いのではないでしょうか?
カーテンの風めくれで室内のろうそくを倒してしまい火事になってしまった事例もあります。
そこで今回の記事では、カーテンの風めくれの防止方法を紹介していきたいと思います。
風めくれの防止方法
カーテンの風めくれの防止方法は、お使いのカーテンの種類によって異なります。
ここでは、カーテンの開き方ごとのカーテンの風めくれ防止方法を紹介いたします。
片開きカーテンの場合
片開きカーテンの場合は、風めくれしてしまう箇所は左右だけに限定されます。
そのため、左右におもりを取り付けることで風めくれを防止可能です。
風めくれ防止のおもりは、100円ショップやホームセンターで購入することができます。
一般的に、テーブルクロス用のおもりをカーテンの左右に取り付ける事でカーテンの風めくれを防止することが可能です。
テーブルクロス用のおもりは本来テーブルクロスのズレを防ぐためのものですが、クリップで吊り下げるだけなので取り付けが簡単です。
また、テーブルクロス用のおもりはスタイリッシュな形から可愛らしい形までデザインの種類も豊富なため、カーテンに取り付けた際の見た目もお洒落に見せることができます。
取り付ける際は、おもりを左右に均等につけた上でカーテンのなるべく裾部分に取り付けると風めくれ防止の効果が高くなります。
両開きカーテンの場合
両開きカーテンの場合は、カーテンを閉じた状態で真ん中を左右のカーテンが離れないようにクリップや洗濯ばさみで固定することで風めくれを防止できます。
ご自宅にあるクリップまたはヘアクリップで固定可能です。
クリップの場合は、プラスチック製よりも多少重みのある金属製のクリップを使用するとよいでしょう。
また、大きさも小さいものよりかは大きいもの方が固定具合が強くなるので、クリップは大きめのもので金属製のものを使用するようにしましょう。
一般的に、クリップや洗濯ばさみの取り付け位置は、「上、真ん中、下」の3か所を間隔を置いて留めるとよいです。
巻き取り式カーテンの場合
巻き取り式のカーテンの場合は、カーテンを下げた状態で片開きカーテンと同様にテーブルクロス用のおもりを取り付けることで簡単に風めくれを防止することが可能です。
また、巻き取りカーテンの下部に磁石をつけて窓にも磁石を取り付けることで、磁力でしっかりと固定され風めくれを防ぐことができます。
カーテンの風めくれを防止することのメリット
ここでは、カーテンの風めくれを防止することのメリットを紹介いたします。
メリットは以下の2つです。
■外から室内の様子がわからない
■カーテンがきっかけのトラブルを回避できる
外から室内の様子がわからない
カーテンの風めくれを防止することで外から室内の様子が見えないので防犯面で有利です。
窓を開けているとどうしても外から室内の様子が見えてしまいます。
風めくれで室内の様子が見えてしまうとセキュリティー面が下がります。
そのため、住人がご飯を食べているときやお昼寝などのわずかな隙を見計らって浸入・窃盗する「居空き」の被害にあう可能性が高くなります。
万が一鉢合わせしてしまった場合は命の危険もありますので、防犯対策としてカーテンの風めくれ対策は必ず行いましょう。
カーテンがきっかけのトラブルを回避できる
カーテンの風めくれが火事の原因につながることもあります。
実際に、カーテンによってろうそくが倒されたことによる火事やタバコの火が知らないうちにカーテンに移り、火事になってしまったとういう事例があります。
また、カーテンの風めくれが原因で室内の置物が倒れたりしてトラブルに巻き込まれることも多いです。
上記のような意図しないトラブルを回避するためにも、カーテンの風めくれを防止するようにしましょう。
重めのカーテンは風めくれ防止に効果がある?
カーテンの風めくれ防止のために重めのカーテンを使用することは一定の効果はあります。
しかし、風めくれしてしまうと室内のものを倒してしまう可能性も高く、風めくれした際のの被害が大きくなります。
したがって、重めのカーテンを使っていても風めくれの対策を行うことをおすすめします。
まとめ
今回は、カーテンの風めくれ防止について紹介いたしました。
カーテンの風めくれ防止方法は、カーテンの開き方によっても異なりますが、いずれも100円ショップで購入が可能で簡単に防止することができます。
また、ご自宅にあるものを代用して使うこともできますので、カーテンが風めくれで悩んでいる場合は、まず風めくれの原因を追求した上で、今回の記事をご参考に効果的な防止方法を実施するようにしましょう。