飾り結びで華麗に演出!おしゃれに縁起良くタッセルを魅せる!

飾り結びで華麗に演出!おしゃれに縁起良くタッセルを魅せる!

以前、カーテンタッセルにスポットを当てた「簡単にできる!ハンドメイドのカーテンタッセル」という記事をサイト内で紹介させていただきました。 その中で「飾り結び」を使ったものを紹介させていただいたのですが、今回はその「飾り結び」をメインに、紐やロープでタッセルを華麗に演出する方法を紹介してみたいと思います。 https://manten-curtain.com/%e7%b0%a1%e5%8d%98%e3%81%ab%e3%81%a7%e3%81%8d%e3%82%8b%ef%bc%81%e3%83%8f%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%a1%e3%82%a4%e3%83%89%e3%81%ae%e3%82%ab%e3%83%bc%e3%83%86%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%83%e3%82%bb%e3%83%ab/

飾り結びとは?

飾り結び(かざりむすび)とは、紐を使って装飾的に結ぶ手法、およびその結び目である。 日本では、そのうち特に、中国から伝わった結びをもとに発達したものを指す。花結びとも呼ばれる。一般に組み紐と呼ばれることも多いが、組み紐は糸を組んで紐を作る工芸であり、紐を結んで作る飾り結びとは別である。 日本の飾り結びは、仏教とともに伝わったいくつかの結びと、遣隋使が持ち帰った下賜品に結ばれていた紅白の麻紐が起源とされる(水引と同じ)。 飾り結びは中国のものと共通するものも多いが、日本で独自に考案されたものも数多くある。特に茶道においては、仕服(茶碗・茶入れなどを入れる袋)を封じる紐に飾り結びを施すことで、装飾性を増すとともに、知らぬ者が開封した場合に元通りにしにくくすることで、みだりに開封できないようにする鍵の役目を持つ結びが多数考案された。これらを特に花結びと呼ぶこともある。 引用:ウィキペディア(Wikipedia)「飾り結び」より

几帳(きちょう)結び

「几帳(きちょう)結び」は、平安時代頃から公家の邸宅に使われた間仕切りである「几帳」の飾りとして用いられた結びです。 中国では「酢漿草(カタバミ)結」と呼ばれているようです。

総角(あげまき)結び

「総角(あげまき)結び」は、平安時代の未成年男子の髪型である「角髪(みずら)」から考案された結びです。 結びつきの象徴として、昔から縁起の良い結びとされています。 また護符や魔除けとして代表的な結びでもあることから、端午の節句に飾られる鎧兜にも用いられています。

吉祥(きっしょう、きちじょう)結び

「吉祥(きっしょう、きちじょう)結び」の吉祥とは、「幸福を祈る」もしくは「良き兆し」を意味する言葉で、古来中国でも用いられたきた、縁起の良い飾り結びです。 婚礼などのお祝い行事にはぴったりの、縁起良い飾り結びと言えるでしょう。

菊結び

「菊結び」は、結んだ形が菊の花に似ていることから名付けられました。 菊の花は、古来中国で不老長寿の薬草とされていたことから、「菊結び」にも延命長寿を願う意味が込められています。 折り方は吉祥結びと途中まで同じで、吉祥結びが二回目の折返しを反時計回りで折り返すところを、菊結びは二回目も時計回りで折り返します。

二重叶(にじゅうかのう)結び

「二重叶(にじゅうかのう)結び」は「お守り結び」とも言われ、その名の通りお守りの紐に良く用いられます。 「二重叶(にじゅうかのう)結び」は、結び目の表裏が漢字の「口」の字と「十」の字になることから、2つの文字が組み合わさり「叶」の文字となり、「願いが叶う」という意味を持ちます。 お守りの他にも水引に使われるなど、縁起の良い飾り結びです。

あわじ(あわび)結び

「あわじ結び」は総角(あげまき)結びと同様に、装飾結びとして広く知らる使用頻度の高い飾り結びです。 紐の左右を引っ張ることで、解けにくい硬い結びが出来ることから、一度きりのお祝いで末永く続くようにという意味を込めて使われるようです。 華やかな見た目とも相まって、結婚式のご祝儀袋などに良く使われるようですが、お祝い事全般に利用される地域もあるようです。

しゃか結び

お釈迦様の頭の螺髪に似ているのが名前の由来です。

木瓜(もっこう)結び

「木瓜(もっこう)結び」は、鳥の巣と卵を表した子孫繁栄の意味が込められた結びです。 現在では木瓜の花を指していると考えられていますが、本来は家紋の木瓜紋が由来らしいです。 ちなみに木瓜は「ぼけ」と呼びますが、結びのときは「もっこう」と読みます。

かごめ結び

「かごめ結び」は、結び目がかごの目のように見えることから名付けられました。 意味合いとしては、魔除け・厄除けのの意味があるようです。 紐の交差する数で十角・十五角とあるようですが、今回は十角のかごめ結びをご紹介いたします。 今回は手軽に入手可能な紐を使ってのタッセルを演出といったところで、飾り結びを用いた方法を幾つかご紹介させていただきました。 記事を書く中で色々な結びを試す機会がありましたが、紐ということもあり、失敗しても手軽にやり直すことが出来、中々に楽しむことは出来ました。 中々に大変でもありましたが。 飾り結びには様々な種類があり、結びに込められた意味や思いも違ってきます。 タッセルにおしゃれな要素を盛り込む以外にも、飾り結びをちょっとした縁起担ぎなどに。 またタッセル以外にも、小物やアクセサリーなどに使ってみてはいかがでしょうか。 機会があれば、飾り結び以外の結びや編みを紹介できればと思います。 https://youtu.be/p3igQ2p804A https://youtu.be/E6oFsjEW98A https://youtu.be/40JCvf15FdA https://youtu.be/FjEHfJ74Fwk https://youtu.be/Qx24AaEUwcA https://youtu.be/D2z9nYZHpKU https://youtu.be/fXCGTN3aA0A
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