使わなくなったカーテン、あなたならどうしますか?
引っ越しや家の建て替えなどで、今まで使っていたカーテンのサイズが合わなくなった。
古くなったり模様替えの理由から、今までのものを使わなくなった。
カーテンを新たに購入する理由は人それぞれですが、使わなくなったカーテンをどうするかは悩みどころ。
そのまま捨てる……といった選択肢もありますが、悩みに悩んで選びぬいたカーテンなどは思い入れ深く、あっさりと捨ててしまうには勿体ないと躊躇してしまうことも。
そんなあなたのために、今回はカーテン生地のリメイク・アイディアを紹介させていただきます。
みなさんの生活の中でお役立ちいただければ幸いです。
カーテンのリメイク前に、まずはお手入れを
カーテンのリメイク前に、まずは確認。
毎日使用していたカーテンですから、当然のことながら汚れやホコリがあることと思います。
生地の洗濯ラベルを確認した上で、洗濯できるものであれば綺麗に洗濯して汚れを落としましょう。
洗濯できない、しづらいものの場合、あらかじめリメイクする用途が決まっているのであれば、使用するサイズより少し大きめにカットすることを心掛け、比較的綺麗な部分をカットしてリメイクしましょう。
カーテン生地を無駄なく使いたいときには、生地の縫い目を解いておくと、より大きな面積で使えるようになります。
カーテン・リメイクアイディア9選
マルチカバー
出典:RoomClip
生地サイズを活かして手軽にリメイクするなら、テーブルクロスやベッドカバーなど、面積が広いもののマルチカバーとして利用するのはいかがでしょうか。
余分な部分をカットして無造作にかけておく。それだけでも雰囲気はガラリと変わります。
手間を掛けずに簡単にリメイクできる、手軽な再利用方法です。
クッションカバー
ネットで検索すれば、ファースナー付きの本格的なものから、たたんで縫って手軽につくれるものまで。
色んな仕立て方がありますので、まずは自分にあった仕立て方を見つけてトライしてみてはいかがでしょうか。
クッション自体を作るなら、一箇所だけ綿を詰める場所を縫い残して、綿を詰めた後に、まつり縫いで縫い目を目立たなく仕立てれば、きれいに仕上がるでしょう。
ソファーカバー
ソファーカバーなら、掃き出し窓に使った大きな生地面積のものを使うと良いでしょう。
縫製をほどき、一枚の大きな生地にもどしてからソファーの座面と背もたれにかけるだけでも、お部屋の印象がガラリと変わります。
生地に余裕があれば、おそろいのクッションを仕立て、統一感を演出するなんてことも楽しいですよね。
オリジナルバッグ
ドレープカーテンの生地は厚手のものが多く、重たいものを運ぶための丈夫なトートバッグを仕立てるには良いかもしれません。
こちらもネットで検索すれば、制作方法や無料の型紙などを提供してくださっている方もいらっしゃいます。
この機会にお気に入りの生地で、オンリーワンのバッグを仕立ててみてはいかがでしょうか。
柔らかい薄めの生地であれば、巾着やエコバッグなどを仕立てるのも良いかもしれませんね。
カフェカーテン
新たにカーテンを購入して、以前のものは使わなくなったという方には、カフェカーテンはいかがでしょう。
丈を調整してリメイクすれば、収納周りの目隠しとして生活感が出やすい場所も、すっきりとした印象に。
インテリアのテイストに合わせて選んだカーテンであれば、そのままお部屋のコーディネートにもマッチするのではないでしょうか。
押入れの通気用間仕切り
押入れなどの湿気がこもりやすい場所は、カビや結露などが発生しやすい場所。
引き戸を半分開けていても、奥まで通気できないためか、気がつけば大切な収納物が傷んでいる……なんてことも。
とはいえ、引き戸をすべて取り外して、押し入れを丸見えに、なんてことも中々できないですよね。
そんなときには、突っ張りポールと使わなくなったカーテンを利用して、押し入れの通気に一役買ってみてはいかがでしょうか。
これなら突然の来客時にも、お客様に収納物を見られることなく安心できますね。
ファブリックパネル
プリント柄のカーテン生地なら、気に入った柄部分をカットして、壁面を飾るファブリックパネルにリメイクするのも面白いですね。
作り方は割と簡単で、市販の木製パネルやキャンバス用の木枠に、それよりも一回り余分にカットした生地をあて、木枠の裏側をタッカー(木工や建築用の大きなホッチキスのようなもの)で止めれば完成です。
食器洗い・お風呂掃除用具
これは意外と言えば意外な活用方法です。
作り方も簡単で、まずはレースカーテンをお好みのサイズにカットして四つ折りにします。
後は使いやすい大きさに整えて、四方をミシンで縫うことで完成です。
私はまだ試したことはありませんが、泡立ちが良く隅々まできれいに洗え、丈夫で長持ちすること。
更には乾燥が早いので清潔に保てるなど、中々の優れものだと高評価のようです。
一枚のカーテンから大量に作れるので、汚れても遠慮なく交換でき、そういった意味でも良いリメイクアイテムと言えるのではないでしょうか。
収納袋
そのものズバリ「袋」ですが、厚手のドレープカーテンなら生地が丈夫な袋が。
それが更にデザインカーテンであれば、丈夫でおしゃれな袋にリメイクできることでしょう。
カーテン生地が元素材なので、かなり大きな収納袋が作れ、物入れとして中々重宝しそうですね。
カーテンのリメイクアイディアはいかがだったでしょうか。
最近のカーテンは、色・柄・素材とバリエーションが豊富なため、工夫次第では、上記で紹介した以外のアイディアも、きっと見つかることでしょう。
不要になったカーテンを上手にリメイクして、あなたの快適な生活づくりに是非ともお役立てください。